北海道稚内・北門神社を参拝|日本最北の神社で御朱印・お守り・えぞみくじ体験レポ

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めろん
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みなさんこんにちは、
旅と神社巡りが大好きなめろん(@tabimelon)です🍈

今回は、日本最北の地、
北海道稚内市にある北門神社(ほくもんじんじゃ)を訪れました。

稚内港を見下ろす小高い場所に位置するこの神社は、なんと
神職が常駐する神社としては日本最北であり、
御朱印が受けられる日本最北端の神社でもあります。

神社巡りが好きな方にはたまらない、歴史と神秘に包まれた特別な場所でした。

稚内「北門神社」ってどんな場所?

稚内駅から車でわずか5分ほど。
鬱蒼とした木々に囲まれた石段を上ると、厳かな雰囲気に包まれた北門神社が現れます。

明治16年(1883年)創建という歴史を持つこの神社は、
稚内市の総鎮守として、古くからこの地の安全と繁栄を見守り続けてきたそうです。

私が訪れた6月は、新緑が目に鮮やかで、鳥のさえずりが心地よく響いていました。

境内は清掃が行き届いていて、本殿を前にすると心が洗われるような神聖な気持ちになります。
最北の地で、こんなにも清らかな場所に出会えるとは感動です。

北門神社の深い歴史とご祭神

ここ北門神社は、単に古いだけでなく、その歴史が非常に興味深いんです。

【北門神社の由来】

北門神社の創始は、天明5年(1785年)に遡ります。
当時、宗谷場所を請け負っていた飛騨屋久兵衛の下請けだった三代目・村山伝兵衛が、
浜で天日(太陽)を拝んでいる群衆を見て天照大神を思い、航海安全、大漁の守護神として
神宮大麻を授かり天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)を奉斎。
宗谷の地に社を建立し、「宗谷大神宮」と称したのが始まりと伝えられています。

その後、明治29年(1896年)7月15日に現在の場所へ社殿が移され、
武甕槌神(たけみかづちのかみ)と事代主神(ことしろぬしのかみ)が合祀され、
「北門神社」と名を変えました。

実は、現在の社殿は一度の火災を経て、大正2年(1913年)に再建されたものなんです。
幾多の困難を乗り越え、地域の人々の信仰と共に歩んできた歴史があるからこそ、
この場所が特別なオーラを放っているのかもしれませんね。

【主なご祭神】

  • 天照皇大神(あまてらすすめおおかみ): 日本の最高神とされる太陽の神様。
  • 武甕槌神(たけみかづちのかみ): 雷と剣の神様で、武道の神、勝利の神としても知られます。
  • 事代主神(ことしろぬしのかみ): 大国主命の子で、商売繁盛や漁業の神様として信仰されます。

これらの神々が祀られていることから、航海の安全、商売繁盛、開運勝利など、
様々なご利益が期待できるパワースポットと言えるでしょう。

境内に鎮座する二つの社:稚内稲荷神社と太平山三吉神社

北門神社の境内には、本殿の他にも訪れるべき大切な場所があります。それが、
稚内稲荷神社(わっかないいなりじんじゃ)太平山三吉神社(たいへいざんみよしじんじゃ)です。


商売繁盛と五穀豊穣の守り神「稚内稲荷神社」

本殿の近くに位置する稚内稲荷神社は、商売繁盛や五穀豊穣にご利益があるとされる
稲荷信仰の神社です。全国各地にある稲荷神社と同様に、赤い鳥居が印象的で、
厳かな雰囲気の中に鮮やかさが加わります。小さな社ですが、ここ稚内でも地域の産業や
人々の暮らしを古くから見守ってきたことでしょう。


武道の神、力の神「太平山三吉神社」

そしてもう一つ、秋田県の太平山三吉神社を総本宮とする太平山三吉神社も境内に鎮座しています。
こちらは武道の神、力の神として知られ、開運勝利や病気平癒のご利益があると言われています。
北の厳しい自然と向き合ってきた人々の力強い信仰を感じられる場所です。

これら二つの境内社を巡ることで、北門神社全体の歴史や信仰の奥深さをより深く感じることができました。ぜひ本殿参拝の際には、こちらも忘れずに足を運んでみてください。

参拝の証!直書きとクリア御朱印をいただく

神社巡りの楽しみといえば、やはり御朱印ですよね。

北門神社の御朱印は、力強くも美しい墨書きで「北門神社」と書かれ、
中央には社印が押されています。旅の記念にもぴったり

神職が常駐する神社としては日本最北に位置するため、
この地でいただける御朱印は、旅の記念として一層特別なものに感じられます。

私は今回、6月10日に直書きの御朱印を、そして後日
6月17日にはクリア御朱印をいただくことができました!

通常の墨書きの御朱印も風格がありますが、透明な素材にデザインされたクリア御朱印は、
御朱印帳に重ねると背景が透けて見え、とても美しいんです。

旅の思い出を形に残したい方は、ぜひ両方の御朱印をいただいてみてくださいね。

北海道らしい「えぞみくじ」も引いてみた!

北門神社で絶対に体験してほしいのが、北海道ならではの「えぞみくじ」です!

「えぞみくじ」は、北海道の神社で引けるユニークなおみくじの総称
それぞれの神社で、地元の特産品や動物をモチーフにしたユニークなおみくじが
用意されており、集めるのが楽しいと人気があります。

北門神社で引いたのは、その名もユニークな「いカニもいいみくじ」
初めて引いてみたのですが、これがとっても可愛いんです。

カニの置物の中に、おみくじが入っているんです。
ちなみに、私が引いたのは19番の末吉でした。

「末吉」と聞くと少し残念に思うかもしれませんが、
何よりもこのユニークなおみくじ自体が、とても良い思い出になりました。
小さくて可愛らしいので、お土産にもぴったりですよ♪

旅のお守りに「御守」を授かる

参拝の記念に、私はいくつかのお守りを授かりました。

特に珍しいと感じたのが、「免許証入れ守り」です。

これはなかなか他では見かけないタイプのお守りで、
運転免許証と一緒に持ち歩けるように工夫されています。
運転する方には特におすすめしたい、北門神社ならではのお守りです。

その他にも、定番の交通安全守りや、
大切な家族の一員であるペットの安全を願うペット守りもありました。

シンプルながらも温かみのあるデザインで、遠い稚内まで来た私にとって、
この旅の安全を見守ってくれる心強い存在です。

開運や健康、学業成就など、様々な種類のお守りがあったので、
ご自身の願いに合ったものを選んでみてはいかがでしょうか。
身につけることで、きっと良いご縁を運んでくれるはずです☺︎

稚内観光と合わせて訪れたい「北門神社」

稚内駅からアクセスしやすい立地でありながら、
都会の喧騒から離れた静寂に包まれている北門神社。
最北の地・稚内の歴史と信仰に触れられる貴重な場所です。

広々とした境内は、ゆっくり散策するにも最適。
稚内港を見下ろす高台にあり、境内から稚内公園へと続く遊歩道(短歌の道)も
整備されているため、公園散策と合わせて訪れるのもおすすめです。
都会の喧騒を忘れ、心を落ち着かせたい時にもぜひ。

神社巡りがお好きな方はもちろん、稚内観光の際にはぜひ北門神社に足を運び、
その神聖な空気を肌で感じてみてください。
きっと、旅の良い思い出になること間違いなしです!


アクセス情報・基本データ

  • 📍住所:北海道稚内市中央1丁目1-21
  • アクセス:🚗車で約5分
    🚃JR稚内駅から徒歩約15分
    🚌JR稚内駅からバス(市内線)で約5分「神社前」下車、歩いて約3分
  • 電話番号: 0162-22-2944
  • FAX番号: 0162-22-2945
  • 例祭日: 7月5日
  • 主なご祭神: 天照皇大神、武甕槌神、事代主神
  • 🅿️駐車場:あり(無料)
  • 🕰社務所対応時間:9:00〜17:00

まとめ|北の果てにある静かなパワースポット

「日本最北の神社」というだけでも特別感がありますが、
実際に訪れてみると、その静けさと空気感の美しさに癒される場所でした。

御朱印巡りが好きな方、静かな神社を探している方、北海道旅の思い出にぴったりの神社です。
稚内に行くなら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね✨

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