Всем привет!
みなさんこんにちは、めろん(@tabimelon)です!
私は台湾の大学でロシア語を専攻していて、2019年6月に
無事に卒業できました。三年間は台湾で勉強し、そして
三年目の2017年9月から2018年6月迄の約十か月間は
ロシア・モスクワ市立教育大学(МГПУ)に交換留学をしていました。
冬は約三週間の冬休み(2018年1月12日から2月4日まで)があり、私は
その期間を利用して友達に会いに行くため、ひとり旅をしてきました。
1月23日から1月27日までの五日間は、ロシア連邦の中央部に位置する
エカテリンブルク(Екатеринбург)のウラル連邦大学(УрФУ)に
留学していた台湾人の友達のところへお邪魔してきました。が、そこで
事件が発生しました。
楽しい旅だったはずが...
1月25日の夜、まだまだ旅の途中だったのですが、買って一年半しか
使っていないiPhone SEが、前兆もなくいきなり反応しなくなって、
画面は真っ黒に。
iPhoneは寒さに弱いという話は知っていました。
エカテリンブルクの冬はモスクワを超える寒さで、
鼻毛も凍るほどのマイナス20度以下の気温でした。
(ちなみに体感気温はマイナス30度以下)
モスクワで見かけた記憶のないブラックアイスバーンも
エカテリンブルクでは何回も遭遇しました。
当時は友達の寮の中で夕飯を食べていましたが、
暖房が効いていて部屋は恐らく20度もあったので、
SEの故障は気温と関係ないと私は勝手に判断しました。
充電、強制再起動、電源ボタンを長押し...
すぐに充電器を挿しましたが、iPhoneのリンゴマークは出てこなかったし
電源ボタンとホームボタンを同時に10秒押し続けても(強制終了の方法です)
全く反応してくれませんでした。
ああ、やばい、、データが、、、
当時私が使っていたパソコンはASUS TransBook T100Hだったのですが、
ストレージはずっと足りない状態だったので、結局面倒くさくて一度も
バックアップを行っていなかったのです。(私がいけなかったのです🤦🏻♂)
ちなみにiPhone SEを買ったのは2016年6月で、それまではiPhone 5
を三年半くらい(2012年12月から2016年6月まで)使っていたので
大切に使っていたSEがまさかわずか一年半で壊れるとは
思いもよらなかったのです。(外観は新品とほぼ変わらない自信があります笑)
私は自分のロシア語力にそこまで自信があるわけではないので
(スマホや機器に関してハードルの高い専門語彙がありそうで)
もしSEをロシアのスマホ修理店に出して、結局コミュニケーション
が上手くいかなくてスマホだけ修復できても意味がないです。
FonePawソフトウェアを思い切って購入
スマホが壊れても、せめて中のデータだけ救出できれば良いと思い、
友達のパソコンでデータレスキューソフトを色々調べて、最後は
FonePaw社の「iPhoneデータ復元+iOSシステム修復+iOSデータ
バックアップ・復元パック」を購入することにしました。
無料体験だと一部の機能しか使えないので、私はカードを切って
このソフトに賭けることにしたのです。
結局修復がうまくいかなったので、FonePaw社とは十日間くらい
メールのやり取りで相談や報告をしていました。
FonePaw社の対応はとても良かったのですが、もういくら試しても
ダメだったので、FonePaw社に「恐らくこのSEの問題は『ハードウェア』
にあるかもしれません。」と言われました。
これではもうApple専門のデータ復元業者に頼むしかないと断念し、SEを
2019年10月の下旬(壊れた一年九か月後)までとっておきました。
旅先でスマホが壊れたのは非常に不便だったのですが、友達のおかげで
残りの時間を楽しむことができたし、何とか自力で無事にモスクワへ
帰れたことは不幸中の幸いでした。
最後の希望をかけて、iPhoneの修理専門店へ...
今回見つけた業者は、Fix-i 天母iphone現場維修中心(もう既に閉業)
というGoogleマップでもFacebookでも評価が非常に高いところです。
「資料救援專家」(訳:データレスキューのプロ)と書いてあったので、
私はようやく重い腰をあげて、一縷の望みをかけて修理に出したのです。
私は対応してくれたスタッフさんに、
「スマホはどうでもいいけどデータだけは取り出したい」
と強調して伝えました。そして修理を出した四日後に「修理が終わったが
パスワードがなくて起動できない」という連絡があり、私は二日後の仕事の
休みにワクワクしながら取りに行きました。
その後、iPhone SEを受け取って起動した私は
最も望まぬ現実に直面しました。
Appleのユーザーであれば一度はこの画面を見たことがあるかと思いますが
これはiPhoneを購入して、一番最初に起動した時に表示される画面です。
また、iOSのアップデート後や初期化にも現れます。
はい。
私のSEは一年九か月ぶりに生き返ったのですが、
もう既にリセット(初期化)されてしまい、一年半分の
データと思い出の写真とは永遠にお別れとなっていました。
今回の修理代は、3,000元(約13,700円)でした。
業者の話によると、このiPhone SEはマザーボードが壊れたので
起動できなくなったそうです。
いや...データレスキューのプロだから信用して渡したのに。
データの救出ができないことをわかっていたら、
修理する直前に連絡して一言言ってほしかったです。
救出できないけどスマホだけの修理は可能だって。
そしたら他に「救出できる」と言ってくれるところを探していたはずです。
最後に
モスクワに帰った後、私は十日間スマホのない生活を続けていました。
今までスマホに頼りっぱなしの生活を送ってきたので(連絡、辞書、地図、写真撮影、タクシー配車…)
最初はあまりにもショックすぎて、本気でスマホを持たない生き方まで考えていました(笑)
その後も色々ありましたが、何とかロシアで新しいスマホを買うことができました。
次回は、そのスマホについての記事をアップする予定です。
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